こんにちは!バツ1妊活中のぷっちゃんです。
前回のターニングポイントから不妊治療専門クリニックに通院することを決めたのですが、クラークさんと先生の連携ミスやらで紹介状が貰えるまで1ヵ月半待ち(間に問い合わせもしたのにとりあえず待てとクラークさんに言われた)、待っていたら紹介状いつ取りにくるんですかとクラークさんから連絡がくるというイライラ・・・出来上がってたんじゃん!
てんやわんやで初診の予約をしようとしたところ、初診の予約前に必ずセミナーを2コマ受講しなければ診察券を作ってもらえないという病院でした。
前回Episode⑥はこちらからどうぞ↓
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【不妊治療ブログ】Episode⑥腹腔鏡手術後のリスクと妊活のターニングポイント
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今の不妊治療専門クリニックを選んだポイント
ホームページではどこの病院も同じように患者に寄り添いますと書いているので、自分なりのポイントで選びました。
また、不妊治療専門クリニックの口コミを見ても授からなかった方や授からないから自分の希望とは違う治療法の変更提案を受けた患者さんからの誹謗中傷が多いと思います。参考に何個か読んだら終わりにしないとメンタル持っていかれます。
また、料金は受けないと分からないし、専門クリニックになるとどこでも同じくらいの金額を取られるので考えずに決めました。
●通院のしやすさ
体外受精をするとなると頻繁に通院が必要になるため。
●看護師さんの対応
どこの病院でも医師は次々と患者さんを診察するので看護師さんのアフターフォローがしっかりしているか
●交通量が多いところじゃない立地
採卵など、すっぴんで歩いていても恥ずかしくならないように大通りに面していない
●待ち時間
候補に挙げた病院と待ち時間で検索して比較的予約時間通り、滞在2時間程度で帰宅できる病院
不妊治療についてのセミナー
初診前にセミナー2コマを受けないと予約が取れなかったので受講しました。
予約時に夫婦でも1人でもいいとのことだったので、休みを合わせてちゃんと覚えていない夫と行くなら1人で行った方が早いし精神的に楽な気がして1人で行きました。
でも9割の人たちが夫婦で参加していたので、可能なら夫婦で参加した方がいいのかもしれないですね。
看護師さんと培養士さんとクラークさんが下記の項目に沿ってお話しを進めてくれました。
1コマ目 マザーリーフ 不妊についてと生活習慣
大きくまとめて言うと不妊入門のお話でした。カテゴリに分けてみましたので、参考までに箇条書きで内容を書きます。
1.不妊について知ろう
不妊の定義・原因の男女比・男女の違い・妊娠するまでの過程について
2.原因(詳細)は?
頸管粘液の異常・卵胞発育障害・卵管異常・排卵障害・卵子捕捉障害・受精障害・着床障害・黄体機能不全・子宮内膜症・男性不妊・原因不明不妊について
3.不妊検査を知る
女性月経周期とホルモン・6つの基本検査(基礎体温、頸管粘液検査、フーナーテスト、子宮卵管造影検査、超音波検査、精液検査)・その他の検査(子宮鏡検査など)・月経周期と可能な検査について
4.女性のからだを知ろう
胎児期から閉経までの卵胞数の変化・AMH抗ミュラー管ホルモン・年齢による妊娠と流産率について
5.治療
ステップアップ法とは・ステップアップするうえで大切なこと・実際の治療
6.妊娠しやすい身体づくり
生活習慣・食事・ストレス・仕事と治療のメリットデメリット・統合医療について
妊活中のサプリについても書いてます。良ければ参考にしてください。
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妊活中に本当に必要な栄養!おすすめの市販葉酸・ビタミンDサプリ
こんにちは!バツ1妊活中のぷっちゃんです。 現在、私は体外受精1度目の胚移植後なのですが(ブログが全然間に合わずに経過が追い付いていません・・・・)、不妊治療専門クリニックに通い始めた頃、先生から飲ん ...
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1コマ目のまとめと大切なポイント
凡そ1時間半の1コマ目セミナーの重要ポイントは下記のポイントだったのかなと感じました。
① これからどんな検査があるのか知っておくこと
② 不妊治療はすぐに原因を解明できるわけではなく検査に時間がかかること
③ 検査結果と自分たちの身体を知って治療の方針が決まること
④ 夫婦でどこまでやるか話しておくこと
確かに夫婦でどこまで調べるか、検査で異常があったら手術をするのか、どこまでのステップアップを視野に入れて治療をするか、仕事と治療、については不妊治療を始めるうえでかなり大事なことだと思います。
かなり最先端な職場ではない限り、原因不明の場合でも不妊治療と話せば大体の人は、女性が原因と考え、病気ではないのに頻繁な遅刻早退することへの違和感をぶつけてきます、表立って言われなくても陰で言われている事もあります。
そこへ金銭的な負担の重荷も背負う事になる場合の女性はかなりの精神をすり減らし、命を懸けて夫の子どもを産む選択をしているのです。
そんな大変なことをの一端でもいいから知って欲しいという方は、仕事と不妊治療についてや検査の負担などを知ってもらうために第3者から説明してもらえるセミナーを夫に聞いてもらう事は大事なことなのかもしれません。
2コマ目 IVFセミナー
IVFは体外受精のことです。体外受精を希望している人はこのセミナーが必須のため、体外受精を早めに受けたくて転院したのでこのセミナーも受けました。
IVFセミナーは1コマ目の内容とは全く違うIVFの流れのみに特化したセミナーでした。1コマ目同様に参考までに箇条書きと簡単な説明で書いていきます。
看護師から 採卵~移植の流れを知る
体外受精の流れの説明でした。採卵をするためには生理開始からの準備が必要なことをはじめて知って体外受精の更なる大変さを知る良い機会でした。
●採卵前周期(月経終了後の採卵計画時期) 必要な検査・採卵誘発自己注射指導
●採卵周期 採血検査・経膣超音波検査・採卵誘発剤
●採卵 精子提出・採卵手術
●採卵後 培養士からの採卵後の状況説明・移植方法の決定
●移植周期 ホルモン補充・子宮内膜チェック・移植受精卵決定・移植
●妊娠判定 採血にて妊娠判定
採卵前周期~妊娠判定まで(凍結胚移植)の場合通院は14~15回くらいになると思います。
培養士から 採卵・採精~体外受精妊娠率まで
培養士さんからの説明を聞くまでは、受精卵のその後の成長については考えたこともなかったので、細胞分裂や着床の画像などを見せてもらって受精卵が可愛く思えるようになりました。
●採卵・採精 卵子と精子の状況について
●受精方法 通常体外受精と顕微授精について
●受精確認と成長過程 管理方法と経過のお知らせ方法について
●受精卵凍結 凍結方法と凍結影響について
●体外受精の心配 先天異常と多胎妊娠と異所性妊娠について
●体外受精妊娠率 年齢別妊娠率のグラフ説明
大まかな流れや細かい用語などを教えてもらえることで、スムーズに治療に入れた気がします。予備知識で次の治療はこれかな?と分かるようになりました。
クラークから IVF金額について
実際の計算表が配られ、これから自分がかかるであろう体外受精の費用の計算の仕方を教えてもらいました。
採卵→胚移植までの流れで凡そ76万円かかる計算になりましたが、実際に診療をしていくうちに採卵と胚移植に使用する本当に最低限の薬品と「採卵」「胚移植」のみの金額でした。間に入る検査費や薬などの金額が入っていないので、初診から各検査を入れての目安なら100万円はみておいたほうがいいと思います。
2コマ目のまとめと大切なポイント
2コマ目の大切なポイントは下記の内容だったのかと思います。
① 体外受精の専門知識と簡単に覚え治療への不安感を軽減させる
② 当院の体外受精技術について
③ 当院の実際の成績
④ 費用
体外受精の先天性異常については、体外受精の場合は圧倒的に高齢出産の人が多いための数字でした。年齢別に見ると通常妊娠でも体外受精妊娠でも先天性異常の比率は同じでした。
こういった疑問や不安や体外受精の詳細、費用、通院回数などの実際の数値はネットで調べても分かりやすい資料は出てこなかったり、結局クリニックによって数値も違かったりするので、クリニックの実際の数値を知る機会として有益でした。
最初にクリニックについて教えるから、合わないと思ったら別のクリニックへ・・・という意味合いもあるのかもしれません。
全体的なセミナーを受けてのまとめ
今回のセミナー全体の重要なポイントは下記の内容だったと思います。
- どんな治療をどこまで希望しているか話し合う事
- 不妊治療の不安点を減らすこと
- クリニックの技術(実績)
- 不妊治療の実際の数値(通院回数など)
- 自分への負担(費用など)
皆さんも候補に考えているクリニックにセミナーがあれば、時間をやりくりして受けてみた方がいいと思います。
自分と同じような状況の人がいるんだと実際に感じられることや、これから自分が通うことになるクリニックがどんな技術や成績を残しているのか、クリニックの雰囲気も分かるので安心感や満足感が違います!
短時間にたくさんの学びが詰まったセミナーでした。クリニックで教えてもらった身体作りなどについても機会があれば詳しく書きたいと思っています。
不妊治療ブログ⑧は下記から読めます↓
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【不妊治療ブログ】Episode⑧不妊治療専門クリニックの初診内容
こんにちは!結婚2度目の妊活主婦ぷっちゃんです。 今回は前回のEpisode⑦セミナー受講後の不妊治療専門クリニックでの初診について書きたいと思います。 Episode⑦はこちらからどうぞ↓ 不妊治療 ...
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